METAL RYCHE m-2316

METAL RYCHE鋼鉄帝国として20年ほど前から やっていたホームページから転進しました。 「鋼の旋律」は主に音楽関係について。 ジャンルは軽音楽なので気楽に読んでくれ。 「鋼鉄の言霊」は社会一般に対する我が闘争。 我が妄想に近いが、我が早漏よりもましであろう。まあ、これも気楽に読んでくれ。 「銀河のスクラップ」は本や映画の感想など人生のスパイスだな。たまに塩味がきついが気軽に読んでくれたまえ諸君。

国を蹴った男/伊東潤

  戦国時代にどちらかと言えば敗者とされる6人を巡る短編集。表題の作品はダメ大名の典型のように言われる今川氏真。お公家趣味の蹴鞠イメージは強かったが、天才的にお上手だったらしい。周りから見れば落ちぶれていく様、秀吉のお伽衆として生きていく様は惨めに見えるのだが、本人は全く気にしていない。ただね、本人は良いだろうけど周り、特に今川家の人々は大いに迷惑を被った方も多かったわけで一概にこういう生き方が良いとは言えないよなー。確かに本人が戦国大名に向いてないのは十分解るが。
「戦は算術に候」は長束正家という激シブアイテム。読んでいて融通が利かない点で大村益次郎を思い出した。とにかくこの人は算術の天才。
が、人の心はさっぱり読めない。関ヶ原の落ちが秀逸。
「短慮なり名左衛門」は”愛”と誠のはずの直江兼続が真っ黒な陰謀でだまし討ちする話。これが一番面白かった。
どの物語も一癖も二癖もある。短編ではあるが見事に主人公の生き様を描いていて、キャラクターが濃い。(2020年11月29日読了)

ポール・マッカートニー/マッカートニーⅢ

 断っておくが俺は小学生からのビートルズファンで初めて買ってもらったレコードがウイングスオーバーアメリカという筋金入りのポールファンを自認している。


 その俺が買って50回ぐらい聴いて断言するが、決して万人受けする傑作ではありません。音楽が全てのポールは音楽活動に強い制限がかかったコロナ禍は耐え難かったに違いなく、暇以外の何物でも無く、じゃあやるかと一人で作り始めたと、本人もはっきり言っている。人々に勇気をなんて言うのは格好つけた後付けの理由なのは見え見え。
確かに御年78歳にしてこの実行力は凄いし何より過去の曲と類似の曲がほとんどないというメロディの泉ぶりには音楽の神様とオンライン通話しているのではないかとさえ思う。だからと言ってそれが傑作になったかと言えばアルバムとしては盛り上がりも何も無くほとんど印象に残らない。ちょっとギターやった人ならわかると思うが素人が考えつきそうなフレーズさえある。
 思えば過去の「マッカートニー」も「マッカートニーII」もほとんど全く同じ感想を抱く。3枚に共通するのはポールが自分のために作ったという極めて強いエゴである。それを無理にありがたがる必要は無い。ハッキリ言ってポールの暇つぶしに過ぎないポール狂しか愛せない駄作である。

老眼向ディスプレイ

  昨年の末に眼鏡を買い換えた。老眼が進んだからだが、遠近両用が使いやすくなるようにとそれまでよりも幅広のフレームにしたのが逆に良くなかった。なんだか全体的によろしくなく結局、同時に作った自動車運転用の遠近両用なしを常用する羽目になった。困っているのは読書と模型なんである。読書は30分ぐらいでどうにも目が疲れるので量が減っている。模型も眼鏡、老眼鏡、裸眼と使い分けるのがなんとももどかしく作りかけで止まっている。そのためSNSの書き込みもネタ不足で書き込みが減っているのが現状だ。老眼になると誰でもそうなのだろうが俺の生活にとっては水と同じぐらい必要な読書と模型が思うとおりに出来ないのは何ともストレスが溜まる。CDだって聴くには老眼は関係ないがライナーノーツや歌詞がまともに集中して読めない。AC/DCの歌詞は読めなくてもまあ良いけどさ(笑)、ピンクフロイドやポールは読みたいじゃないですか。
こういう時ってデジタルは良いなと思ってしまう。拡大できるのは老眼にとって非常にありがたい。おもうんだがカラーではない電子ペーパーでA4サイズぐらいのディスプレイをお安く販売してくれないかな。今時だったらカラーの通常ディスプレイの横に置いてデュアルでも良いし、スマホとかでも青歯で飛ばして見れるだろう。眼鏡屋さんももう安売り限界やろーしこっちの販売考えたらどうかなー。

だらだらと2021年を考える

実家への帰省もせずだらだらと、本当にだらだらとすごした年末年始であった。部屋の片付けはやり始めたもののいつもの如くありゃこんな本が!と読み始めたり捨てるかどうか迷う物が出てきたりで散らかったまま。あれもやろうこれも見ようと思っていた物も結局年末年始の特番やらを見てしまった。実家に帰っていれば何にも出来なかったわけだからいつもと変わらないと言えば変わらない。さてさてこんな気合いが入らない状態だが2021年を考えてみる。新型コロナは超強烈な変異種が出て来ない限り春には落ち着くだろう。というより東京オリンピックをやる限りそういう方向に持って行かなければならないだろう。開催の可能性は五分五分だろうな。もう一年延期で考え直した方が良いと思うが無理なのか。このコロナ禍で唯一良かったことはオンライン化が進んだこと。仕事は可能性が大きく広がった。オンラインの仕事をしないとマイナスはないが、現状プラスもない。オンラインの展示会、ウエッビナーと呼ばれるオンライン講演会はほとんどが無料で、20回近く参加したがどれも有益だった。個人レベルでは趣味が合う少人数でのミーティングには最適でより深いコミニケーションツールとして定着していくのは間違いない。 世界の動きを大きく左右するのはアメリカ大統領選挙の結果。トランプ再選でも混乱は必至。バイデン大統領は日本にとって悪夢でしかない。来年に北京オリンピックを控えた中国は強硬な事はやらないとは思うが、日本が軟弱な態度に出てばかりいると関係なく尖閣上陸ぐらいの事はやりかねない。俺が政治にもの申しても何の効果も無いが管総理大臣の後ろに二階がいるので大変危うい。コロナ対策を見ていても安倍内閣よりも良くなったことなど一つも無い。今年実施される衆議院選挙は大変重要だが、自民党に代わる信頼できる政党が存在しないのが一番の不幸かもしれない。新しい政党として自民党(右)ってのが出来れば良いな。

ロックザネーション HFM 1月3日放送

1 ヒート/ヒート2”デンジャラス”
2 トリビアム/ワットザデッドマンセイ”ジワンズウィービハインド”
3 ストラッツ/ストレンジデイズ”ストレンジデイズ”
4 ディジミスリジーアルターエコー”ボーイドゥーム”
5 ラブバイツ/エレクトリックペンタグラム”ホーリーウォー”
6 オジーオズボーン/オーディネリーマン”ストレイトトゥーヘル”
7 ダイヤモンドヘッド/ライティングトゥザネーションズ”ザ プリンス2020”
8 ヨーロッパ/ウォークジアース”ウォークオンジアース”

リスナーが選ぶ2020年ベストアルバム。
毎年投票してきましたが、今年は年末という雰囲気の無さから忘れた。
一つだけ2017年のアルバムが入ってますが、リスナーが2020年に聴いたアルバムというくくりなので

ロックザネーション HFM 12月26日放送


年末恒例ライブ音源特集は来日音源がないため既発ライブ音源特集
1 ラブバイツ”サンダーベンジェンス”
2 メタリカ”マスターオブパペッツ”
3 アウトレイジアウトレイジ
4 クリエイター”エネミーオブゴッド”
5 プレイングマンティス”タイムスリッピングアウエイ”
6 ドリームシアター”アンテザードエンジェル”
7 アイアンメイデン”エイシズハイ”

 

更新が2021年になってしまいました。

はてなブログ自体Cookieの不調(現在も未解決)と自宅WIFI不調で書き込めなかったのが原因です。2020年は最後まで散々でした(笑)。

ようやく書き込めている21年、いい年になりますように。

 

ロックザネーション HFM 12月19日放送


1 ボンジョビ”クリスマスオールオーバーアゲイン”
2 ロイヤルハント”バーン”
3 ドリームシアター”ザホリデイスピリットキャリーオン”
4 スミス/コッチェン”テイキングマイチェンジズ”
5 ダークトランキュリティ”ファントムデイズ”
6 グレーターヴァンフリート”エイジオブマシン”
7 レプラス”キャストアウエイエンジェル”
8 ディースナイダー&リジーヘイル”ザマジックオブクリスマスデイ”