METAL RYCHE m-2316

METAL RYCHE鋼鉄帝国として20年ほど前から やっていたホームページから転進しました。 「鋼の旋律」は主に音楽関係について。 ジャンルは軽音楽なので気楽に読んでくれ。 「鋼鉄の言霊」は社会一般に対する我が闘争。 我が妄想に近いが、我が早漏よりもましであろう。まあ、これも気楽に読んでくれ。 「銀河のスクラップ」は本や映画の感想など人生のスパイスだな。たまに塩味がきついが気軽に読んでくれたまえ諸君。

感想

ゴジラ ー1.0

ほとんど設定が出尽くしたと思っていたところにシンゴジラが出て、凍結したゴジラがいつ動き出すかと思っていたら、なんと!初代より前の時代と来た。思えばどのゴジラ作品も全部、今この時代にゴジラがやってきたらどうなるか、を描いていたわけで、この時…

WBCから野球オタは育つのか

非常に盛り上がるWBC。大谷の存在が大きいと思われるが久しぶりに世間に広く認知されている感じがする。実際44%という非常に高い視聴率を叩き出している。野球ファンとしては嬉しいのだが少し気になることがある。見ているみんなになんとなくなのだが…

ウクライナ戦記 不肖・宮島 最後の戦場/宮島茂樹(文藝春秋)

本物の戦場カメラマン 宮嶋茂樹氏の戦場レポートシリーズは昔から愛読している。戦場できれいなねーちゃんを撮るというふざけた企画もあったが、我々が思い浮かべる弾が激しく飛び交う最前線から一歩引いたところも戦場であり、その戦場でも美しさを忘れない…

ロックザネーション HFM 9月17日放送

伊藤さん勝ちました(笑)。渋谷さんすでに昨年、編集部にマイケル・アモットの関係者が入社することを伊藤さんに言ってたらしいですね。 アイアン・メイデンの来日は11月に決まっていたが消えた!確かに11月を中心に来日ラッシュで大変だもんな。 1 PARASIT…

ロックザネーション HFM 9月3日放送

メガデスはCDがタワレコからさっき届いた。サブスクで聴いちゃったけどな。こういう初回に違和感があるアルバムはスルメになる可能性がある。非常に作り込まれたアルバムという印象を受けている。とにかく高速リフ攻撃の凄まじさは初期3枚に匹敵する。凄い…

80年代ヘヴィメタル/ハードロック /増田勇一・奥野高久(シンコーミュージック)

一般的に黄金期と言われる80年代ヘヴィメタルを各年毎に区切って対談形式で振り返っている。80年代直前78,79年あたりも前置き的に書かれているがこの時期を書いた本は少なく、個人的に洋楽に目覚めた時期なのでかなり共感できて面白い。 ヘヴィメタ…

コージーパウエル伝”悪魔とダンス”/ローランシェントン著・中山美樹訳(シンコーミュージック)

いわゆるロック系ジャーナリストではない人が書いた本だった。そのため多くはイギリスのロック系雑誌のインタビューや記事からの引用で構成されている。コージーの足跡を知るには良いが内面に迫るというような内容ではなかった。あまり知られていない少年時…

ロックザネーション HFM 8月13日放送

実は私、本日誕生日なんですが、そんな日にリクエスト読まれるとはかなり嬉しいです。 IRS時代のブラック・サバスは早く再販して欲しいです。このまま時代に埋もれてしまうには惜しい。でもビジネスってそういうもんじゃないの(笑)。本もレコードも売った…

ビッグ・イン・ジャパンの時代(BURRN!叢書)

80年代に隆盛を誇ったヘヴィメタルは90年代に入ると湾岸戦争によってアメリカ全体のお祭りムードが吹っ飛び一気にグランジブームとなりヘヴィメタルは衰えていった・・・と一般的に言われているが、ここ日本では事情が異なりバブル崩壊後も音楽シーンの…

映画 トップガンマーベリック

ーーーー ネタバレ有りです。ご注意ください ーーーー 始まりからして親父キラー。その後の展開とはほとんど関係が無いアメリカ海軍によるFA18のPVですぐにデンジャーゾーンに突入。そこから架空の最新戦闘機によるマッハ10突破シーンまでは一気に面…

潮待ちの宿/伊東潤 (文春文庫)

今でも海運は日本の物流を支えているが江戸時代までの瀬戸内海海運は日本そのものを支えていたと言っても過言ではあるまい。当時の和船は風と潮が動力なので、具合が良くなるのを待つための港があった。明治維新の頃に新しい航法と風と潮を待たなくて良い西…

ロックザネーション HFM4月23日放送

アウトレイジの映画「鋼色の空の彼方に」はCMみたけど伊藤さん出てますよね(笑)。熱く語るシーンがクリソツでした。最後はキャラバンの名曲”組曲 猪の館”でした。ドリムシからの続きだったので今日のオンエアは少なめの7曲。 1 DANSE MACABRE / AUDREY HO…

ビートルズ/ゲットバック ルーフトップコンサート

IMAXで動く4人の綺麗な画像を見れるだけでも幸せなのにタイトにまとまった演奏を良い音で聴けて幸せMAXでした。夜8時50分からの上映でお客さんは半分ぐらい入ってたけど、多分、平成生まれはいません(笑)。 屋上での演奏だけかと思ったら最初に…

トヨトミの逆襲/梶山三郎(小学館文庫) 

トヨタの内幕を描いたと言われ一時的に名古屋で発禁になったとの噂がある「トヨトミの野望」の続編。「トヨトミの野望」はノンフィクションかどうかは別として勧善懲悪様式美でストレートに面白かった。この逆襲編では前作で悪代官的役柄だった豊臣統一が主…

ゲットバックして欲しいわ

最初に断っておくがネット配信の「ゲットバック」を観ていないし、観る気も現時点ではさらさら無い。当初の劇場公開予定がコロナのために何回も延期になり、いつの間にかウェッブでの配信となった。これファンへの背信ですよ。今回の公開を喜んでいるSNS…

戦国鬼譚惨/伊東潤(講談社文庫)

武田家滅亡によって人生の切所を迎えた5人の武将たちを描く短編集。5篇の中で一番強烈なのは最初の「木曽谷の証人」。武田を真っ先に裏切ったとされる木曽義昌の慟哭が描かれます。織田軍侵攻を真っ先に受けるのに地理的に新府から遠く援軍もほとんど期待…

デイ・トリッパー/梶尾真治(徳間文庫)

言わずとしれたビートルズの名曲をタイトルとしている純愛タイムトラベルSF。死んだ人に会いたいという考えはおそらく万人が思うであろう実現不可能な願望だ。若くして夫を亡くした主人公はある日突然「デイトリッパー」という時間を遡れる機械を紹介され…

その先の道に消える/中村文則(朝日文庫)

警察物って割と苦手だ。いわゆる無頼系も何となくあわないのだが、主人公はいきなりデカでやる気があんまりないちょっとした無頼系。読み始めはこれ最後まで読めるかなと思ったぐらいだが、主人公が犯人の元カノの殺人をごまかすあたりから面白くなってくる…

ライトマイファイア/伊東潤(幻冬舎文庫)

1970年に赤軍派が起こした旅客機ハイジャック事件「よど号事件」を元にした作品。当時俺は小学生だったので、かすかな記憶しかないが、田舎の熊本でさえ学生運動やストライキが行われていたので騒がしかった世間の空気を何となく覚えている。 警察官”三…

ロックザネーション HFM  11月6日放送

ルシファーは雰囲気あるんだけどなー。前作買ったがどこいったかわからん。キングダイアモンド「アビゲイル」は今でこそ名盤扱いだが当時は明らかに色モノ扱いだったぞ。確かキッスからも訴えられてなかったか?本日は秋らしい雰囲気でした。 1 ONE DAY / GA…

ロックザネーション HFM  10月30日放送

そろそろ新譜ラッシュが始まるのかな。欧米は大規模ライブも再開されたようだが、コロナ再拡大してる。マスクしろよ。50周年のプリーストはKKも含めて話題が続く。 1 DECEIVER , DECEIVER / ARCH ENEMY2 AWAKEN THE MASTER / DREAM THEATER3 THE RIVER I…

レットイットビー/ザ・ビートルズ

映画「レットイットビー」は封印に近い状態にあったがこのたび、大量に残されたフィルムを再編集して新しい映画(結局ネット公開)が作られた。合わせてサントラであるアルバム「レットイットビー」もリミックス/リマスターされた。オリジナルの映画を観た…

官能小説 3冊まとめて感想

官能と少女/宮木あや子(早川書房)10月3日読了ゆびさきたどり/花房観音(新潮文庫)10月9日読了あやまちは夜にしか起こらないから/草凪優(新潮文庫) 10月16日読了 お勧め官能小説サイトからの3冊。まず「官能と少女」これは全然、俺と合わ…

ロックザネーション HFM  10月2日放送

皆で一斉に再生してのリスニングパーティって面白そうだな。KK’sは素晴らしいな。政則十番勝負はアンセムの回みたんだけど正直はずした。1回1000円だと、もっと見るんだけどね。 1 HELL ON EARTH / IRON MAIDEN2 THE CRUSADE (LIVE) / LOVEBITES3 WI…

花酔い/村上由佳(文春文庫)9月26日読了

秋の発情期(笑)なのか急に官能小説が読みたくなって検索してみた。この作品は俺にとって初の官能小説。 いわゆるAVみたいな取って付けたようなストーリーに最初から最後まで激しいセックス描写みたいなものを予想していたが、予想外に味わい深い実にいい…

ロックザネーション HFM  9月11日放送

メイデンは私、ちょっと様子見戦術でサブスクで聴いてます。長尺の曲は緊張感を長時間保つのは容易なことではないですね。”ヘルオンアース”のイントロみたいなレイヤーを何層も重ねていくような(まさしくウイッシュボーンアッシュ的な)メロディをゆっくり…

亡国の鉤十字(上・下)/エリック・ジェコメティ&ジャック・ラベンヌ(竹書房文庫)

シリーズ最終巻。これまでも世界の陰謀論主役級が揃っていたが上巻ではさらにロマノフ王朝とスターリン、ナチスにはローゼンベルグに、諜報機関アプヴェーアも登場。加えてナチス側のスパイとして恐っそろしく残忍な二人組が登場(これは架空の人物)。その…

わが産声を聞きに/白石一文(講談社)

コロナ禍は世の中全てを変えてしまった。ちょっと昔のTVドラマでさえマスクをしていないことや遠慮無く騒いでいるシーンを見ると酷く違和感を感じたり、昔懐かしかったり、あの頃みたいに早く戻らないかなと感じたりする。この作品はこのコロナ禍の世の中…

修羅の都/伊東潤(文春文庫)

源頼朝は良い国作ろう鎌倉幕府を開いた日本史史上、五本の指に入るであろう最重要人物でありながらなんとなく影が薄い。戦闘系のエピソードが極少なく、折角開いた幕府も直ぐに家臣である北条氏に乗っ取られ直系が3代で途絶えたからだろう。しかしこの作品…

東京オリンピック(4)

野球は金メダルを取れて良かったが冷静に振り返ってみればプロ選手の一流どころを揃えているのは日本だけ(それとやや韓国)。それがこれだけ苦戦するというのはただならぬプレッシャーもあるのだろうが、そもそも細かなチームプレーを必要とする野球にこう…