2021-01-24 敗者列伝/伊東潤 感想 読書感想 銀河のスクラップ 古代から明治まで日本史における敗者とされる人物について書かれた短編集。 「はじめに」に書かれている歴史から学ぶ事は多い。 それぞれの敗因があるが、一番多いのは慢心。 清盛、義元、信長は典型。次に他力本願。 義経、直義、三成あたりか。 そして唯我独尊タイプは将門、勝頼、三成、江藤新平など。敗者とされる方々もそれぞれに歴史に名を残しているので俺の様な人間から敗者呼ばわりされなど天から怒号が聞こえてきそうだ。 (2020年12月5日読了)