ビートルズに目覚めたのは小学生の頃でメタルに目覚めるまでは、かなりのビートルズ原理主義者で24時間一年中ビートルズを聴いていた頃もある。
ビートルズのアルバムは四季になぞらえることができると思う。
デビューアルバムから数枚は瑞々しく若々しさが春だ。「アハードデイズナイト」あたりから暑くなり「ヘルプ」はあたりの勢いは真夏。そして季節は落ち着き「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」で実りの秋を迎える。さらに「アビーロード」で晩秋となりラストアルバム「レットイットビー」が冬。この「レットイットビー」が最新リマスター盤で、かなり暖冬な雰囲気になっていて驚いている。
四季で楽しめたビートルズだったが、このところの急激な気温の変化はビートルズのアルバムがランダムプレイになったようで少しも楽しめない。「レットイットビー」は雰囲気が変わって温暖化したが、気候は温暖化しているというよりも凶暴化しているような気がする。そういえばビートルズが解散して後はハードロック、プログレが荒れ狂ったんだ。この10月の気温乱高下は、まるで「クリムゾンキングの宮殿」だったな。じゃあ先々はパンクかよ・・・。