この度の衆議院議員選挙前ネットでは様々な情報が飛び交っていた。その前の自民党総裁選や東京15区補欠選挙では俺が主によく見ているサイトやフォローしている方々は保守系が有利な予想をしていたが残念な結果に終わった。この結果を踏まえての今回の選挙では自民党大敗を予測している人が大多数で見事に当たった。それ見たことかと溜飲を下げている方も多い。だがその影でれいわ新選組が倍増するという予想もできなかった事も起こっている。
とにかくネットの世論と旧メディアが”構築している”世論との差が激しすぎる。旧メディアが争点としていた”裏金”だが、ネット上ではそもそも裏金などただの不記載で正しく処理されていれば問題はなく、不記載は野党議員もあり、それどころか野党議員にはとんでもない本当の裏金議員がいるではないか、小沢の21億円とか・・・が常識だった。ネットメディアは確かにガセネタも多いし安易に信じてはいけない情報もある。しかし旧メディアのような恣意的な隠蔽や言い換えなどはやっても必ず指摘が来る。それが左だろうが右だろうが、様々な意見が飛び交っているからこそネットメディアの方が健全だと言える。旧メディアもひと昔前までは多様性があった。新聞もテレビも右寄り、左寄りがあり、さらに週刊誌もスクープネタで一石を投じていた。それが今はどうだどこも同じになってしまった。裏金と言えばみんな裏金と言うし統一教会と言えば統一教会である。営業的にも他社の裏をかこうとか思ってもいないのだろうか?特にNHKが左寄りの報道をやってどうすると怒りの意見は多い。準国営放送なのだから国の意見を流すのが本筋というのであればリベラルになってしまった自民党の意見を垂れ流すのは正しい。左翼がよくいう多様性は旧メディアに関しては極めて狭く、特に政経において野党・中国・韓国・アメリカ民主党に関しての報道は恣意的であると思う。
やはり意見の多様性が見られるネットのほうが正しい情報が得られる確立が高いと考えられる。ただ自分に注意するように言い聞かせているのは盲信しないことだ。直近では日本保守党の内輪もめ。良い意見を言ってるなと思っても盲信は禁物だ。盲信を避けるためにも反対意見もたまにチェックすることだ。れいわ新選組は大嫌いだが、先日山本太郎は「沖縄の基地反対運動は時代遅れ」と言った。こういうタブーに触れて確信をつく意見も極々たまにあるのだ。極々たまにだが(笑)。けれどもこういう確信を突いた意見が、若者の心をつかんで彼らは議席を増やしたのだろう。