METAL RYCHE m-2316

METAL RYCHE鋼鉄帝国として20年ほど前から やっていたホームページから転進しました。 「鋼の旋律」は主に音楽関係について。 ジャンルは軽音楽なので気楽に読んでくれ。 「鋼鉄の言霊」は社会一般に対する我が闘争。 我が妄想に近いが、我が早漏よりもましであろう。まあ、これも気楽に読んでくれ。 「銀河のスクラップ」は本や映画の感想など人生のスパイスだな。たまに塩味がきついが気軽に読んでくれたまえ諸君。

出張の魔力

パニック障害歴がある俺は今でも出張が決まると3日ほど前から、あまり調子が良くない。

出張当日の朝がいつもやばい。

特に駅で新幹線を待つ20分ほどが最大の山場で、ここで安定剤を飲むことがよくある。

飲んでしまえばなんと言うことも無く出張先に着くとノリノリなんてこともある。

今回の東京出張がまさにそうだった。

ある機械工場と展示会の視察というなーんのプレッシャーも感じなくて良い仕事なのに、新幹線待ちの間にどうにも調子が悪くなり安定剤を投入した。

品川駅に着くと人の多さでクラクラくる。

周りが動いているいう光景はめまいを引き起こしやすい。

この時は待ち合わせの客人の携帯が壊れるというアクシデントが逆に緊張感を高めてくれて乗り切った。

二人になると安心するのか普通に動ける。

工場視察も展示会も楽しくて、もう一日延ばしたいぐらいだった。

たいていの場合、出張は久しぶりに会う人や初めての訪問だったりして刺激が多い。

さらに夜は自由だ。

煩悩の街へさあお出かけというお楽しみがある。

帰りの新幹線では行きの時の不安感はどこへやらであーまた行きたいな東京なんて考えている。

出発の緊張を超える魔力が出張にはある。