METAL RYCHE m-2316

METAL RYCHE鋼鉄帝国として20年ほど前から やっていたホームページから転進しました。 「鋼の旋律」は主に音楽関係について。 ジャンルは軽音楽なので気楽に読んでくれ。 「鋼鉄の言霊」は社会一般に対する我が闘争。 我が妄想に近いが、我が早漏よりもましであろう。まあ、これも気楽に読んでくれ。 「銀河のスクラップ」は本や映画の感想など人生のスパイスだな。たまに塩味がきついが気軽に読んでくれたまえ諸君。

アラカンの壁

 今年も半分過ぎた。8月生まれの俺はアラカンにまた近づいた。
ふた昔前ならば人生50年を10年も過ぎてそこから先は悟りの人生を生きなさいよと言うことだったのか。現代においては人生一回りして、こっからどう生きますかね?という年になった。
 今年は人生を見つめ直すような出来事が多い。まずコロナでの味覚消失。味が無い食事・生活のまさに文字通りの味気なさを味わった後の味覚が戻ってきた時の素晴らしさ。以来、どんな食事でもゆっくりと味わって食べるようになった。

 そして今回の眼科手術だ。右は白内障でのレンズ入替だったが、実はかなり早めの入替だった。強度近視だったため現在0.2ほどの視力なんだが、これが数字以上に体感として見えている。家の中でうろつくには不自由しないので何とか片眼でも暮らせいて、裸眼で本が読める。ほんとに綺麗にくっきりと字が読める。コンタクトレンズを初めて入れたときも感動したが、それと同じくらい感動的な見え方だ。左目が終わればもっとよく見えるだろう。そうなったら読み直した本はいくらでもあるし、勉強もし直したいよ。プラモデルも解像度上げて作れそうだ。新しいことをやるというよりも再発見・再体験・再挑戦の方に興味がある。還暦のドラム発表会では赤いチャンチャンコでペインキラーを叩くつもりだ。
だがその前に左目手術という壁が立ちはだかったのだ。