タミヤから1/48 スピットファイヤが出たので気持ちの盛り上げで読んでみた。
格好良い戦闘機とは思っていたが他の日独戦闘機ほど詳しくないというのが俺の実態。
時系列に淡々と各型式を解説していく文章は最初はサクサク読めて良かったが「~のだ」「~のである」という断言調の文章が妙に気になった。
で、なんですかこの実機の型式と年時、役割がかなりバラバラなのは!
日独は型式などには法則がありそれがわかるとマニアにとってかなりの快感なのだが、スピットファイヤのそれはえっどうしてその型式になんの?という部分があってややこしい。
読んでいてもどかしいのに文章は断言。
後半は実戦やエースのエピソード紹介となるが断言調文体で淡々と書かれて実際のエピソードも日独の超人的な物が無いので全く盛り上がらない。
ちょっと前にドイツ空軍機の航続距離の短さは致命的欠点と書いたがスピットファイヤもそれより少しマシなだけで航続距離の短さが唯一にして最大の欠点。
結局、その欠点が全く問題にならなかった迎撃戦のバトルオブブリテンが唯一の大活躍で、後は確かに終戦まで作られ使われていたが主役と言うには無理があるという存在だったのだ(笑)。
なんか模型作る前に盛り下がっちまったぞ。
Mk.Ⅰはバトルオブブリテンだからいいけどさ。