METAL RYCHE m-2316

METAL RYCHE鋼鉄帝国として20年ほど前から やっていたホームページから転進しました。 「鋼の旋律」は主に音楽関係について。 ジャンルは軽音楽なので気楽に読んでくれ。 「鋼鉄の言霊」は社会一般に対する我が闘争。 我が妄想に近いが、我が早漏よりもましであろう。まあ、これも気楽に読んでくれ。 「銀河のスクラップ」は本や映画の感想など人生のスパイスだな。たまに塩味がきついが気軽に読んでくれたまえ諸君。

総天然色「AI対バカ」

 AIは超弩級に頭が良いだろう。そんなAIはバカの予想が出来るのだろうか。バカの予測は非常に難しい。あなたの周りにもいるだろう予測不可能で理解不可能な行動を取るバカが。そういう俺自身も自分の行動が理路整然とX星人の如く計算機の計画通りに進んでいるかというと全然駄目でAIからバカの一人として認知されている可能性が極めて高い。
 戦記物をよく読むが、軍師の誰とか、なんとか参謀の読みが当たったみたいな話が出てくる。孫子の兵法みたいな奴ですな。ビジネス本でもこういう時の人の心理はこうでこうやったら動くみたいな本もある。そういうのってある程度、おつむがよろしい人が常識に従って動くからそうなるという一種の様式美というか、計算式というかビジネスマナーに近いのではないか。バカの行動は予測不可能である。ビッグデーターをとってそれをAIで分析して云々と言われているが果たしてどこまで上手くいくのだろうか。

 思えばウインドウズ95が出た時、これで世の中バラ色だーと言われた。その後、タブレットPCやiPhoneやらが出た時もバラ色の未来が描かれこれがあればなんでもかんでも出来ますよおにーさん寄ってらっしゃい見てらっしゃいてなもんだった。そして期待は裏切られ続けて最早21世紀も20年過ぎた。結局、なんでも出来るはずの最新デバイスとやらを使って人が何をやっているかと言えば、クソみたいな画像やらコメントやらをまき散らしているだけではないか。これがクソみたいに面白いんだけどよ。
AIも結局バカには勝てないのではないかと思う2020年の正月である。