昔はタイガースファンだったので９０年代の暗黒時代をファンとしてリアルタイムに経験した。８５年の優勝からわずか２年後には最下位。２００３年に優勝するまで暗黒時代は続いた。最下位が当たり前で４位になれば上出来。それだけに優勝争いをした９２年はもの凄く強烈に覚えている。毎年シーズンが始まる前は、バースの再来（何人目や）とか、中田幸司が２０勝とか、ノムさんが３年目で勝負やとか、とにかく優勝や！と張り切る。それが死のロードあたりで絶望に変わり、ディアー帰ったとか、猪俣てめ～とか、なーにがＦ１セブンだとか、まあ、それはそれで楽しかったんだよ。
ホークスには２０年連続Ｂクラスという暗黒と言うよりもブラックホール時代がある。そんな南海ホークス時代からのファンも残っているであろうソフトバンクホークス。今年は８年ぶりのＢクラス。その責任をとって工藤監督が辞任することになった。工藤監督は７年間でリーグ優勝５度、日本一３回である。これに文句を言っている人は何様かと言いたい。今年の成績は監督のせいではなか。いろいろ理由はある。確かに去年までは故障者が出たら救世主が出てきてたんだよ。それが今年は出なかった。でもそれも監督のせいじゃなか。
俺がタイガースファンを止めたのは怪我で出れない城島選手を不良債権と呼んだファンの体質に嫌気が差したからだった。ホークスファンの中には工藤がＦＡでジャイアンツに行ったことを未だに根に持つ人達がいる。九州人らしくないしつこさばーい。そこまで真剣になるなよと思うんだよ。所詮自分がやるわけではない趣味だろ。
本当に工藤監督お疲れさまでした。来年も監督やって捲土重来を果たして欲しかったな。
