最近、勤める会社にベトナム人がやってきた。
日本語は小学生低学年レベル。
ようやく日常会話が成り立つ程度なのでとても仕事では使えない。
社長から日本語を何とかしろと直々のご指示が。
はぁ~(ため息)。
このベトナム人のお世話で土日もつぶれがちなのだが、なかなか面白い体験、発見をさせてもらっている。
まず市の国際交流課に行けと言うことだったので、早速行ってみれば意外な事に対応がすこぶる良く市内で開催されている無料の日本語教室を紹介され2週間後にはワンペアレッスンの講師を見つけてきた。
それと外人向けの防災講座があるというので付き添いで行ったら、120人ぐらいの外人が来ていた。
この内訳が俺の認識を根底から覆した。
なんと一番多いのはベトナム人で約40人、次がベトナムで約30人、以下マレーシア、タイ、インドネシアが10人ぐらいずつでネパール、インド、パキスタンなどが少人数。
一番少なかったのはなんと中国人。
こういうとこに出なくて良いくらい馴染んでしまっているのかもしれないが激減しているのは間違いない。
ベトナム人は大半が技能実習生で来たばかりなのか、みんなニコニコしていた。
ベトナム人と接していると、この人達は中国にもアメリカにも屈しなかった人達なんだなと思うと尊敬の念が湧く。
この感情ってひょっとすると40年ぐらい前まで東南アジアの人々が日本人に対して抱いていた感情なのだろうか。
今でも少しはあると思う。
いざとなったら何をしでかすかわからない奴らと恐れているかもしれん。
過去と未来は実に密接に繋がっている。
技能実習生の扱いは酷いと聞く。
いつか巡り巡って日本人が酷い目に遭う様な事だけは止めて欲しい。