9月1日は「防災の日」だ。由来は関東大震災が起こった日だからだ。我が家では毎年非常食などの点検を行っている。今年も点検したら乾電池の液漏れや非常食賞味期限切れがあったので買い換えた。実家が被災した熊本大地震からは特に防災には気をつけている。ここ福山市にも活断層があり南海地震では最大3mの津波が予想されている。地震以外にも今時の日本全国、災害が無い場所など無いので、それに備えるのは最早常識のはずだ。
今回関東を襲った台風15号は特に千葉県の被害が酷い。そして行政対応の遅れが各方面から指摘されている。千葉県は関東大震災で死者行方不明者1600人以上を記録し東日本大震災でも少なくない被害を受け20人の死者を出している。今回は台風だが災害対応という点では同じで自治体は一体何をしていたのだと言いたい。長期間停電は東日本大震災で経験済みではないか。未だに避難も出来ずこの暑い中自宅に何も出来ずに待っている人達が大勢いることに驚きだ。逆に熱中症の死者が2人しかいないのも驚きなのだが。県としての対応の遅れと同時に南部の自治体もお粗末と言わざるを得ない。山間部が多いという事情があるにせよ備えていなかったでは自治体としての責任が問われても仕方があるまい。さらに住民個々もちょっと意識がなさ過ぎた。さらに極一部住民が復旧作業をする東電やボランティアに暴言を吐くという民度が低いと言われても仕方がない残念な事例もあったと聞く。
浜田幸一が生きていたならおそらく台風翌日には日本中のTVに怒鳴り散らすあの顔が出ていたことだろう。
「森田なにやってんだ。氣志團、電気使った分だけその客ども全員ボランティアに連れてこい」と言いながら田んぼで延長コード引っ張りまくってただろうな。
防災という観点から言えば選挙でろくでもない奴を選ぶとえらい目に遭うという教訓が得られたな。