METAL RYCHE m-2316

METAL RYCHE鋼鉄帝国として20年ほど前から やっていたホームページから転進しました。 「鋼の旋律」は主に音楽関係について。 ジャンルは軽音楽なので気楽に読んでくれ。 「鋼鉄の言霊」は社会一般に対する我が闘争。 我が妄想に近いが、我が早漏よりもましであろう。まあ、これも気楽に読んでくれ。 「銀河のスクラップ」は本や映画の感想など人生のスパイスだな。たまに塩味がきついが気軽に読んでくれたまえ諸君。

戦車登場

 昨年の今頃、武漢肺炎ウイルスとの戦いは塹壕戦と書いた。地味に耐久を強いられる戦いが1年続き3度目の緊急事態宣言の効果は薄くなってきている。戦いはまだまだ続くのだがインドからの変異ウイルスが登場したことにより状況は一変した。行き詰まった塹壕戦に戦車が現れたようなもんである。俺は感染者が万人でようがインフルエンザより人は死んでないというデーターから楽観視して、いたずらに恐怖を煽るマスゴミや行政のずさんな対応を批判してきた。だからといって個人的には感染対策は怠ってはいない。
 だが変異ウイルスはどうも今までとはレベルが違うようだ。インドの感染爆発は衛生環境の悪さに原因と思っていたが、年末に収まっていたのが急激に増大したのを見れば変異ウイルスの感染力が桁違いに強いことがわかる。日本でも抵抗力が強い若年層でも死者が出ていることに注目している。インドからの入国はザルだったので極悪な変異ウイルスが入ってきて感染拡大中と考えられる。こんな状況の中、ワクチン接種が各地で混乱を引き起こしている。コールセンターで電話予約なんぞパニックになるのは最初からわかっている。ネットが使えない情報弱者の高齢者はさりげない切り捨てにあっている。混乱を起こした自治体には何を準備していたのだと言いたい。少なくとも三ヶ月は時間があったはずだ。国の対応が、と言い訳するのか、地方自治が聞いて呆れる。今まではマスゴミや国、自治体に振り回されて困ったもんだ、自分のことは自分で守ろうで済んだ。しかし今度は死ぬかもしれん。願わくば変異ウイルスがおとなしく収まることを祈るのみだ。