METAL RYCHE m-2316

METAL RYCHE鋼鉄帝国として20年ほど前から やっていたホームページから転進しました。 「鋼の旋律」は主に音楽関係について。 ジャンルは軽音楽なので気楽に読んでくれ。 「鋼鉄の言霊」は社会一般に対する我が闘争。 我が妄想に近いが、我が早漏よりもましであろう。まあ、これも気楽に読んでくれ。 「銀河のスクラップ」は本や映画の感想など人生のスパイスだな。たまに塩味がきついが気軽に読んでくれたまえ諸君。

WBCから野球オタは育つのか

非常に盛り上がるWBC。大谷の存在が大きいと思われるが久しぶりに世間に広く認知されている感じがする。実際44%という非常に高い視聴率を叩き出している。野球ファンとしては嬉しいのだが少し気になることがある。見ているみんなになんとなくなのだがTVゲームや映画の影響があるような気がする。スター全部集めて少し苦戦しつつも圧倒的に勝利する、そんな展開を期待して見ているような気がする。試合をじっくり見て駆け引きを楽しむノムさん的な楽しみ方をしている人は少ない。だからレギュラーシーズンを心待ちにしてオープン戦を楽しんでいる一般の野球ファンとはなんとなく距離というか薄い壁があるような気もするのだ。

昨年のサッカーワールドカップやオリンピックなどもそうだったが、国際大会だと異常に盛り上がるのにレギュラーシーズンの試合にその熱が続かない。

確かに綺羅星の如きスーパースターが全員集合する国際大会に比べれば日本国内のリーグ戦は見劣りするかもしれないが、自分の見る目も育てるのには

国内リーグでじっくりたくさん見ることが一番良い。

これはネットのニュースライターがネットにこういう意見があるという書き方をしていたが、予想外の苦戦だった中国戦では、退屈な試合という意見があったと書いていた。これが小骨のようにムカつく。自分で取材したネタではなくネットではこういう意見もある、という言い方の奴だ。

そうじゃないだろう。スポーツライターとかスポーツ紙を曲がりなりにも名乗るなら

もう少しまともな自分の意見を書けよと言いたい。

どの業界も売上はオタク頼りと言われて久しいのにオタク自体は減っていると言われる。特に若いオタクが激減しているらしい。WBCにしろ何にしろ注目を集めるイベントや作品はファン拡大のために有効で、そこから入ってきた多くの人がさらにハマってオタク化していった。それが好循環していたのはどうだろう2000年代初期までか?今回のWBCで野球オタクはどれぐらい育つのか。

WBCで野球は楽しさは十分伝わっているのだろうか。