毎年日本で一番早くて当たらないを自認するプロ野球予想を２月ごろやっていた。今年はどうにも気分が乗らなくてやらなかったら３月２９日現在、プロ野球の開幕は果てしなく不透明だ。開催されることを強く望んではいるが万人単位の人間を毎晩６カ所で集める日本最大の大規模イベントをやれるような状況だとはとても思えない。しかも選手への感染もはっきりした。開幕は絶望的といえるだろう。
あり得るとするならば無観客試合か。ＴＶ放送で見れるからなんとかゼロよりましだ。お代は有料放送とか樽募金とかいろいろ考えられる。または客席を極端に離して声援は控えめにするなどの対策を取った試合を行う。さらに１試合を９回ではなく例えば２時間とか限定するのはどうだろう。時間が短くなった分を観客出入りの際の検査・消毒に時間をかける。
選手にとっては仕方がないでは済まされないものがあるのは理解出来る。例えば鈴木誠也選手。オリンピックに照準を合わせていたせいか絶好調。多くの評論家が三冠王の期待を寄せていた。この絶好調が来年続くとは限らない。
しかし、しかしだ、普通に仕事して生活をしていたら収入を失うようなアクシデントは結構ある。そう考えると可哀想だとは思うがここは我慢することによってプロ野球選手は逆に世間から賛同を得ることが出来るのではないだろうか。
今年のプロ野球がもし開幕したとしたら順位云々よりも野球を、選手のプレー一つ一つを味わい、楽しむシーズンにしたいと思う。
